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どうもしんぴ(@shinpi_gadget)です。
今回は、5K2Kのウルトラワイドモニターでお馴染みの
「DELL U4021QW」をレビューします。
本記事を書いている2024年2月現在
本機の後継機にあたるU4025QWの発売が発表され
さらに5K2Kモニターに関心を持たれる方が増えることでしょう。
そこで今回は、現状最高峰の5K2Kウルトラワイドモニター
Dell 40 曲面 USB-Cハブ モニター – U4021QWを、実際に毎日使用して気づいた点を
余すことなく、ご紹介していきます。
発売から約3年が経過し、スペックなどの情報は出尽くしているので
使用感を中心に
いい点だけでなく、不満に感じる点などもしっかりと挙げていきますので
是非、最後までご覧ください。
ジャンプ目次
DELL U4021QWの概要
細かいスペックなどは、ここでは控えますが
それでも触れておく必要がある特徴などを、さらっとご紹介。
DELL U4021QWの特徴
発売から3年ほど経過した本機ですが、2024年現在も
新品価格22万円を超えます。
レビューの際に詳しく触れていきますが
上に挙げた特徴どれもが、本機のクオリティに寄与していて
高額ながらも、人にオススメできる素晴らしい製品でした。
DELL U4021QWの外観
百聞は一見に如かず。
39.7型の大画面に、5K2K解像度による美しい描写。
画面分割による作業の効率化。
広色域による、色の再現性。
さらなる効率を向上する拡張性。
2500Rの緩やかなカーブによる、ほどよい没入感。
本機の魅力は、大きく広いだけではなく
従来の作業を、数段飛び越え
飛躍的に快適かつ合理的にしてくれます。
補足
本機の素晴らしい点は、本体のみならず
梱包方法から、高品質な製品を感じ取れました。
箱を開けると、取扱説明書や付属品、モニタースタンドなどがあり
それらを取り出せば、ディスプレイ本体が丁寧に梱包されており
本体への負荷が、極力抑えられた梱包方法になっていて、好印象。
この状態で、スタンドやモニターアームに取り付け
モニターを立てた状態で、最後の段ボールを取り外すようにできています。
この梱包方法や設置手順。
曲面ディスプレイの取り扱いとしては、最適解ではないでしょうか。
DELL U4021QWのレビュー
ここからは、本題の使用感についてです。
20万円越えと高額ではありますが使用すればするほど納得できる。
自信をもって人にオススメできるモニターでした。
初めての曲面モニターで、さらには初めてのウルトラワイドモニターでしたが
奮発して本機を買って本当に良かったと今でも感じています。
しかし、使っていく中で不満に感じる点も出てきます。
本機の良さは、発売から3年が経過した2024年2月現在でも
いまだ人気機種として、他製品の新機種に並ぶほどの完成された品質。
ディスプレイ1台としては、高額です。
しかし、それでも人にオススメしたいほどに
作業環境に変革をもたらしてくれます。
何より広い作業スペース
なんといっても39.7インチのアスペクト比21:9の作業領域は
どんな作業をするにも快適そのものです。
一度体験してしまうと、なかなか手放す決断が難しいでしょう。
特に、画面を3分割表示での作業の快適性は
ウルトラワイドモニターでなければ再現できません。
そしてアスペクト比21:9といえば
映画と同じ比率なので39.7インチをフル画面で視聴することができます。
さらには、動画編集など横幅が効率を左右する作業では
本機のようなモニターでなければ出せないパフォーマンスがあることでしょう。
5K2Kの高解像度かつ広色域をカバー
広さの面だけを見れば、もっと低価格かつ大きいモニターも存在します。
本機は、5K2K(5120*2160ドット)の高解像度かつ
10.7億色の色深度による忠実な色再現性。
100% sRGB, 100% Rec.709 98% DCI-P3の広色域をカバーしています。
私は、趣味を飛び越え
副業でも写真を販売し、収入を得ているほど
人よりも多く写真を見る機会がありますが
この色の再現性は、macbookproと並べて使っていても違和感を全く感じない。
美しい描写力と、発色の良さです。
ハードウェアキャリブレーションには非対応ですが
趣味や副業レベルであれば、必要十二分の性能です。
ハブ機能搭載でドッキングステーション要らず
今や、各社より5K2Kモニターが発売されていますが
いまだに本機が人気な要素の1つ。
ハブ機能。
Dell 40 曲面 USB-Cハブ モニター – U4021QW有線LANポートに加え
USB-Aが4ポート(背面3ポート、下部1ポート)
USB-Cが1ポート(下部)が搭載されています。
お使いのPCにもよりますが、Thunderbolt 3ケーブルを接続することで
様々なデバイスなどが使用可能になります。
実際に私は、有線LANを接続し
PCとカメラを接続する際のケーブル。
スピーカーを、常時接続しています。
さらには、SDカードリーダーなど必要に応じてポートを活用しています。
残念ながら、本機はデイジーチェーンによる映像出力には対応していないので
さらにモニターを増やしたい方は、別途ハブやドッキングステーションが必要になりますが
これ以上の作業領域を求める方は一握りでしょう。
HDR非対応
私が唯一、ほかのモニターが欲しいと感じてしまう点。
本機は、HDR非対応です。
画面輝度は300cd/㎡と、この価格帯としては少し暗めです。
特にクリエイター向けのモニターは、600~1000nitsほどの輝度が求められることが多くなり
ここだけが、不満に感じてしまいます。
とはいえ、これはほかに600nitsクラスのモニターなどを体感しているからこそ感じることで
事務作業や、動画鑑賞などあくまで趣味用途では300nitsあれば十分といえます。
さらに、冒頭でも触れた通り
本機の後継機「U4025QW」では600nits以上の画面輝度が実現されているようなので
本機の欠点もしっかりと踏襲して、次世代に受け継がれています。
周辺機器まで高額になりがち
20万円越えの本機ですが、当然本機だけではパフォーマンスを発揮できません。
5K2Kを出力しながら、しっかりと作業が行える高性能なPC。
11kg超えの本体を支えられるモニターアーム。
PCと本機を接続する際のThunderbolt 3やThunderbolt 4ケーブル。
どれも、本機を基準に選定すると
おのずと高額になってしまいます。
本当に素晴らしいモニターではありますが、確かに越えづらいハードルがあるのは確かです。
最後に
今回は、DELLの5K2Kウルトラワイドモニター「U4021QW」をご紹介しました。
マルチディスプレイやウルトラワイドモニターをすでに使用されている方。
さらには、まだサブモニターなどを導入されていない方。
予算が許すのであれば、ぜひ一度体感して頂きたい。
とてつもない作業性。さらにはエンタメ要素では最高の没入感。
高額な製品ではありますが、様々なクリエイター・ブロガー・インフルエンサーが導入し
かなりの確率で「買ってよかったモノ」に挙げられる本機。
当然、不満点もありますが
本機を買って後悔したことは1度もありません。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
それではまた。