分割キーボードmtk64elを購入しました│トラックボール一体型オールインワンデバイス

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どうも、しんぴ(@shinpi_gadget)です。

今回は、巷で流行の分割型キーボード「mtk64el」を購入したので
ファーストインプレッションと製品の特長を、ご紹介します。

トラックボール一体型かつロータリーノブが2個、搭載されており
ホームポジションから腕を移動させることなく
PC上の全ての操作が可能になるQOL爆上げデバイスです。

自作キーボードのジャンルは手を出しづらいのがネックですが
完成品を購入することで
はんだ付けや面倒な作業なく、使用することが可能です。

そのあたりの購入経緯なども併せて紹介するので
是非、最後までご覧ください。

分割キーボードmtk64elの概要

自作キーボード界で圧倒的な知名度と人気がある「Keyball」。
Keyballの中でも持ってもキーの数が多いKeyball61から

ロータリーノブが増え
更に親指で操作できるキーが3つ多くなっている
機能てんこ盛りのmtk64el。

mtk64el
mtk64el

自作キーボードとは何か、本機の特徴を外観とともに紹介していきます。

自作キーボードの世界

最近では、瀬戸弘司さんの動画でも紹介され
理想の書斎づくりさんをはじめとする

デスク系やガジェットYoutuberさんの動画で登場しがちな自作キーボード。
ここ数年で急激に認知度が広がり、様々な自作キーボードが世に出回っています。

ハード面・ソフト面ともに
市販品では得られない拡張性と快適性を追求できる奥深いジャンルです。

自作キーボードといえども、キーボードだけでなく
左手デバイスやマクロパッド。トラックボールなど様々な入力デバイスが存在し
開発者や製作者からパーツなどを購入し、購入者自身で組み立てる。

最近では完成品を出品していたり、組み立ての代行をしてくれる方などがおり
手を出しやすくなっていますが、未だニッチなジャンルであることは間違いありません。

気になる方は、ぜひ遊舎工房さんを覗いてみてください。

分割キーボードmtk64elの特長

開発者さんが違うので失礼ですが、わかりやすく説明するために
敢えて表現させてもらいます。

本機は前述の通り、ロータリーエンコーダを2基搭載し
親指部分のキーが3つ多くなったKeyball61という表現が一番しっくりくるでしょう。

キーの配置は写真の通り、キーの数は64キーで
市販されている60%キーボード+αなので
自作キーボード・分割キーボードとしては、手を出しやすいでしょう。

L字型の親指キー

親指キー部分は左右対称に各4キーずつ。

左手にはロータリーエンコーダを2基。右手にはトラックボール。

本体中央あたりの左右のサイド部分にTRRSケーブルを接続するジャック。
USB-Cポートも左右両方に搭載されています。

USB-Cポートの接続箇所でキーマップが変わる

前述の通り、左右キーボード上部に1ポートずつUSB-Cポートが搭載されていますが

各ポートで独立して、キーマップが記録されています。

いわば、キーマップをキーボード2台分記録させることができます。

どちらか一方で作ったキーマップを、もう一方に上書きすることも可能ですし
片方はWindows向け、もう一方はMac向け。
片方はPC用、もう一方はタブレット・スマホ用など

自分の作業環境に合わせてキーマップを設定しておけば

どのデバイスであっても、全ての環境を本機で完結させられてしまいます。

これは、本機に限らず自作の分割キーボードであれば
基本的には同様の仕様です。

分割キーボードmtk64elのファーストインプレッション

今回紹介するファーストインプレッションですが
mtk64elのレビューというより、初の自作キーボードという目線が強いですが
本機の詳しいレビューも今後、掲載しますのであしからず。

ただ、初めての自作キーボードであり
初めての分割型キーボード。初めてのトラックボール一体型キーボードを

本機mtk64elを選択して、本当に良かったと感じています。

分割でトラックボール一体型のキーボードといえば
Keyballが圧倒的な知名度ですが

親指で操作できるキーの多さのおかげで
苦戦することなく、慣れることができました。

本機を早い段階で知ることができて本当に良かったと改めて思います。

インズノート│ガジェットブロガーが本気で選ぶキーボード10選

補足:私が本機を知るきっかけになったブログ記事を貼っておきます。
キーボード好きの方や沼入りの自覚がある方は定期的に覗くことになるので
ブックマークしておきましょう。

超快適なトラックボール一体型

ホームポジションから体を動かすことなく
全ての作業が完結してしまう、驚異的な入力デバイスでした。

現在トラックボールを使用されている方は想像しやすいでしょう。
しかし、その想像を軽く凌駕する快適さがあります。

始めの2日ほどは、操作感に苦戦しましたが
トラックボールを操作すると自動でマウス用のレイヤーに切り替わる機能に
慣れてくると、一気に体に馴染み始めました。

馴染んでしまうと、もう手放せない。
今年買ってよかったモノで確実に上位に上がると確信しています。

Google Chrome上でキーマップ変更が可能

REMAP

特定のブラウザ上でキーマップ変更できるのは
使ってみると画期的です。

変更した内容は本体に記録され、様々なデバイスに接続しても
同じ操作で作業が行えます。

一度変更したうえで、別のPCに接続しても
気に入らなければchromeからキーボードを呼び出せば
即座に修正が可能。

自宅や職場を行き来させたくなるのはこのシームレスさからです。

意外とテンティングは必須じゃない

分割型のキーボードの魅力として左右で自分好みな角度を付け
より楽な姿勢でPC操作を可能にするテンティングがありますが

テンティングなしでも充分に運用可能で
リストレストさえあれば、直置きで数時間の作業も苦ではありませんでした。

むしろ角度の付け方によっては、トラックボールに触れてしまい
それによりマウス用のレイヤーへ自動で切り替わりタイピングが中断されてしまう事もあります。

もちろんテンティングすることで手首の負荷が軽減できるのは
間違いありませんが、個人差はあるものの
まずは、分割キーボードに慣れて
そのあとからでも遅くはありません。

購入前ではテンティング前提で考えていましたが
とりあえずテンティングは見送っています。

慣れは必要

ちょこちょこと触れている通り「慣れ」は必要です。

私自身、ホームポジションが少しずれた形でタイピングしているおかげで

分割キーボードであること
さらに、トラックボール一体型であることの両面に慣れる必要がありました。

ホームポジションが整っている方は、より早く分割キーボードに慣れるのは間違いありません。

※デフォルトキーマップはこちら

私の場合は、自作キーボードでありキーマップが変更できる強みを生かし
少々自分のホームポジション用にキー配列を合わせています。

結果、職場や自宅でmtk64elのみで3日もしないうちに慣れ
今では快適性が勝るようになり、スムーズに作業ができます。

とはいっても、従来のキーボードではありえない操作(入力最中にタブを閉じるなど)が
暴発してしまうこともあるので

デバイスとのシンクロ率を上げていく必要はあります。

保証なしの自己責任

大袈裟な言い方ですが

自作キーボードのネガティブな面は、保証がなされないこと
購入先や出品者によっては、何かしら保証なりがあるかも知れません。

しかし、基本的には自己責任で購入・使用する前提で検討する必要があります。

私は、メルカリで完成品を購入された方が別のキーボードへの乗り換えで出品されているモノを
購入しています。
特にトラブルもなく、快適に使用できていますが

今後、何かしらトラブルがあっても

自身で修理なり、調べて問題を解決せざるを得ません。
また、一般に流通している既製品と違い

圧倒的に情報が少ないので、それなりの覚悟をもって購入すべきなのは否めません。

最後に

今回は、自作キーボードであり分割キーボードの「mtk64el」をご紹介しました。
少しずつ世に認知されつつある自作キーボード。


はたまたニッチなジャンルである分割型のキーボードですが

トラックボールやロータリーノブを搭載し
入力デバイスの概念を激変させてくれる
とてつもない魅力を秘めたキーボードでした。

まだまだ敷居は高く、値段も高いモノが多い自作キーボードですが
間違いなく需要は増えつつあり、多くの方が興味を持ち
より手を出しやすい世界になることを願っています。

そのため、今後も自作キーボードや分割キーボードの魅力を発信してきます。
ここまで閲覧頂き、ありがとうございました。

それでは、また。

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しんぴ
   2023年10月にブログ開設。     ガジェットを中心として「好きなモノ」をテーマに レビュー記事などを掲載しています。 ストックフォトのコントリービュータでもあり、毎月数万円程度の収益を得ています。