AI技術で動画高画質化!?│Winxvideo AIの使い方など徹底解説

どうも、しんぴ(@shinpi_gadget)です。

今回は、Digiarty様よりお声掛け頂き
AI動画高画質化ソフト「Winxvideo AI」をご紹介します。

いまや、写真から動画が主流になり
様々なプラットフォームで、動画を投稿する機会が増え
より高品質な動画が求められる時代となりました。

そこで今回ご紹介する動画高画質化ソフトを用いることで
「撮ったけどイマイチだった」「スマホ撮影でノイズがひどい」など
いわばNG素材を、改善できてしまうかもしれません。

Winxvideo AIで高画質化した作例などを交え
実際に使用している画面と共に、使い方などを紹介していきますので

ぜひ、最後までご覧ください。

Winxvideo AIの概要

Digiarty公式サイトより

Winxvideo AIは
Digiarty Software, Inc.が提供しているソフトウェアです。
比較的手の出しやすい価格で、AI技術を用い
動画の高画質化をはじめとする、様々な機能を使用できます。

Digiarty Software, Inc.とは?

Digiarty Software, Inc.は、中国にて2006年に設立された企業で
主に、PCやタブレット向けに様々なツールを開発・販売する
マルチメディアソフトウェア会社です。

各ツールが様々なメディアで紹介されている事から
信頼のできる企業なことがわかります。

Winxvideo AIでできること

冒頭より、AI動画高画質化と銘打っておりますが
実はその他にも、様々な機能と使用可能な「Winxvideo AI」。

主な機能は
  • 写真・動画の高画質化
  • AIフレーム補間
  • AI手ぶれ補正
  • 動画録画
  • 動画保存
  • 動画変換・圧縮

多岐にわたる機能を搭載していますが
今回は、AI技術を用いた機能をご紹介します。

Winxvideo AIの料金

Winxvideo AIは、無料での体験版もありますが
機能制限があり、高画質化など品質を求める方は有料プランに加入が必要です。

料金プラン

プランは、ちょこちょこと変更が入りますが

2024年3月現在では
年払いサブスク(PC3台)」もしくは「永久ライセンス(PC1台)」。
更には、他ツールと合わせて購入できるプランがあります。

セール中であれば断然、永久ライセンスがお得です。

実際にWinxvideo AIを使用してみた

早速、Winxvideo AIを実際に使用しながら使い方などをご紹介します。

Winxvideo AIを起動するとシンプルなUI。
使いたい機能を選択することで、各機能に応じたツールが起動されます。

今回は、画像AI・動画AIについて触れていきます。

動画 AIを選択してみると高画質化ツールが起動されます。
動画追加ボタンからファイルを選択することも可能ですが
ツール画面へ直接ドラッグアンドドロップでファイルの投げ込むことができます。

ツールの設定では、Winxvideo AIを動作させるハードウェアを選択することも可能で
CPUやGPUなど使用環境に応じて切り替えられるのは嬉しい点です。

動画ファイルを読み込むと、上の画像のように実行したいツールを選択できます。
上からAI動画高画質化・AIフレーム補間・AI手ぶれ補正の機能が選択でき
もちろんすべての機能を同時に適応して書き出すことも可能です。

とはいえ、書き出し時間がとてつもなく長くなるので必要に応じて
必要な機能だけを選択することを、オススメします。

下部には、書き出し設定項目があり
それらを設定したら「RUN」で実行します。

書き出し中の画面

書き出しは、動画のファイルサイズや解像度などで異なりますが
通常の動画編集時のような速度間ではなく、そこそこ時間がかかる印象です。

画像AI設定画面

画像AIについても、同様の手順で高画質化することができます。

シンプルなUIのおかげで、操作感よく迷うことなく写真や動画を扱うことができました。

作例と使用感

お待たせしました。
作例をご覧いただきましょう。

とはいえ、動画初心者の私が堂々と作例と言えるほどではありませんが
高画質化がなるべくわかりやすい素材を選んだつもりです。

AI高画質化

動画AI

まずは、動画からご覧ください。

スマートフォンなどの小さめの画面では、違いが感じられないかもしれませんが
動画の再生画面をスクリーンショットして切り出してみると違いは明白です。

葉っぱの輪郭など、線が細くなっているように感じられます。
動画で動いていると微妙な違いですが、画像で切り出してみると
思いのほか違いがわかりやすいです。

こちらの作例は、違いがわかりやすく感じます。
同じく切り出してみましょう。

樹皮のテクスチャーがより鮮明になっていることがわかります。

高画素化については、そもそもが高精細な4K動画ですが
思っていた以上に、違いが感じられ高画質化されている印象です。

画像AI

お次は、画像を高画質化してみます。

元の画像

こちらの画像を、高画質化したうえで
拡大、切り出してみました。

スライダーでビフォーアフターが閲覧できます。

ディテール部分が鮮明になっていることがわかります。

スライダーでビフォーアフターが閲覧できます。

微妙な違いではありますが、特にボケ始めているようなところ
葉っぱの輪郭がくっきりしています。

※ファイルサイズの都合上、解像度が低くなっているためわかりづらいですが
jpegの生データを閲覧するともう少し違いが分かりやすいです。

左:ビフォー 右:アフター

実際、ファイルデータを見てみると解像度が増えています。

AIフレーム補間

60fpsで撮った素材にAIフレーム補間を適応したうえで書き出し。
編集にて
元動画は2倍スロー、フレーム補間をした動画は4倍のスローで再生してみました。

60fpsの素材を4倍ではこうも滑らかな水面の揺らぎを描写できません。

実際に60fpsの素材のまま2倍・4倍のスローモーションで比較した動画も作ってみました。

当然の結果ですが、4倍スローの方はカクツキを感じ
全く滑らかではありません。

フレーム補間は予想以上に好感触で、実用的に思えます。

スローモーション設定画面

今回は、Premiere Proで編集しスローモーションを適応していますが
Winxvideo AI内の設定では、AIフレーム補間と同時に
スローモーションでの書き出しも可能なようです。

AI手ぶれ補正

AI手ぶれ補正は、実際に使用してみると使用の有無で
意外にも違いが分かりやすく効果が実感できました。

「ジンバルのような!」とはいかないまでも、動きの端々で起こる
微ブレが軽減されているのが素人の私でも感じられます。

スマホで撮った動画やアクションカメラで撮った動画では
案外、重宝するかもしれません。

使用感

Digiarty公式サイトより

AI技術を用いたツールと聞くと、正直とっつきづらい印象をもってしまいますが
本ツールは、使い方などを調べる必要もないほど
シンプルなUIで欲しい機能を使用することが可能でした。

高画質化などのツールに関しては

そもそもが高品質かつ高精細な画なうえ、動画初心者の私には
衝撃的な違いがあるようには見えませんが
比較してみると、確かにディテール部分がより高品質になっていることがわかります。

特に、写真での比較を見ると顕著に表れているので
動画においても、見る人か見ればとてつもない違いがあるのかもしれません。

個人的には、AIフレーム補間の機能が想像以上に
ナチュラルに補間されていて、撮ってきた動画を
「もっとスローで編集したい!」と思ったら、かなり役立つ機能で可能性を感じています。

この先も、少しずつ動画領域を広げていきたいと思っているので
今回ご提供頂いたAI技術を用いた動画向けソフトウェアは
非常にありがたい限りです。

最後に

今回は、AI動画高画質化ソフト「Winxvideo AI」をご紹介しました。

Digiarty公式サイトより

写真から動画時代へ突入し、更にはAIの発展。
それらを掛け合わせた時代に合ったソフトウェア。

まだまだ、発展の余地はありますが
比較的、手の出しやすい価格で
スマホやPCに溢れた動画や写真を高画質化できる。

一度、試してみると今までのボツとして保管していた素材が
蘇り、良い素材となり作品ができあがるかもしれません。
是非、お試しあれ。

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

それでは、また。

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しんぴ
   2023年10月にブログ開設。     ガジェットを中心として「好きなモノ」をテーマに レビュー記事などを掲載しています。 ストックフォトのコントリービュータでもあり、毎月数万円程度の収益を得ています。